オーナーセラピスト 伊吹志津香(いぶきしずか)
・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト
・ニールズヤード パートナーシップ 基礎クラス認定講師、アロマセラピスト
・JAMHA認定シニアハーバルセラピスト
出会いは社会人1年生のとき
大学を卒業して働き始めた2001年のこと、アロマ&ハーブと出会いました。システムエンジニアとして多忙な毎日を送る中で、少しでも身体にいいことをしたいと向かった百貨店の美容・健康コーナー。会社ではハーブティーで一息つき、アパートに帰るとアロマバスや芳香浴で心身の疲れを癒すのが日課になっていきました。
学びは結婚してからスタート、きっかけは看病生活
アロマ&ハーブはあっという間に生活の一部として定着しましたが、実際に勉強を始めたのは出会いから10年以上経った2012年のこと。夫と実父が同時期に患い、会社員をしながらの看病生活がスタート。疲労困憊の毎日が続いていました。
自分を失わないように、何か好きなことをして心の拠り所にしよう。看病にも役立てられるかもしれない。そんな想いを抱き、スクールで勉強をはじめました。
多忙な毎日の中で、アロマを簡単に取り入れる工夫を
スキンケアアイテムにエッセンシャルオイルを加え、朝晩はスキンケアをしながら好きな香りで深呼吸。数種類のアロマスプレーを常備し、さっと気持ちの切り替えを。スプレーをマスクにシュッシュすれば、香りを楽しめるだけでなく、感染予防にも。余裕のある時に少し準備をして、多忙な毎日の中でも簡単にアロマを取り入れられるよう工夫をしました。
心も体も救われたトリートメント
誰かに頼るのもひとつの手段。全身アロマトリートメントをはじめた受けたときの感動は忘れられません。こちらもやはり、東京でシステムエンジニアをしていたときでした。心地よい香りとセラピストさんの優しい手で心と身体の緊張が解放されていきました。あっという間に深い眠りの中。触れられてはじめて「こんなにも疲れていたのか」と気付きもしました。この経験から、家族の看病に明け暮れる中でも、月に一度は必ず全身トリートメントを受けていました。
自分でできるケアと、人の手を借りてのケア。
自分で何かできそうだったら、どんどんやればいいし、できないときは頼ればいい。そうやって何とか家族の闘病をサポートしながら妊娠・出産も経験し、産後7か月目に父を看取りました。
atelier kiki にできること
毎日の生活の中で、女性は様々な役割を担っています。妻、母、子、会社員・・・ 気付けば「誰かのために」何かをしていて、自分のことは置き去りになってしまうことが多々あります。
与えるためには、まずは自分が満たされていることが重要です。家族の笑顔のために、自分の笑顔のために、まずは自分の土台作りを。心と体が固く閉ざされないように、ふっと 綻 ばせましょう。
アロマやハーブに出会い、植物・自然と共に暮らすライフスタイルを定着させることで、ときに固く閉じてしまう心や身体が 綻ぶ ことを覚えました。
植物のある暮らしを、一緒に楽しみませんか?
それは、植物に触れて楽しむことであったり、植物の香りを暮らしに役立てたり、ハーブとして取り入れたりすること。セラピストとして、インストラクターとして、精一杯のお手伝いをさせていただきます。