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講師としても、もう一歩先の目的をもつということ

 

もう1歩先の目的をもつということは、講師として活動する上でも大切なことです

 

アロマやハーブの素晴らしさを伝えたい!

この楽しさを伝えたい!

 

そんな気持ちが溢れてスタートさせた講師活動ですが、今ではもう1歩先の目的があります

 

 

楽しみをより広げてもらえるように

応用に繋げるための仕組み・原理をお伝えしていくこと

 

 

例えば、私が教えるミツロウクリーム作りでは、教わったレシピでしか作れないっていう人はだしません

仕組み・原理も合わせてお伝えするので、ご自身で固さを調整できるようになっていただけます

 

実際に、こんな風に言って参加してくださった方が

 

「習った通りのレシピでしか作れないから、自分の思う通りに作れるようになりたくて参加した」

 

 

お気に入りのレシピで作り続けるのも楽しいですが、お肌の状態や好みの変化によっては、お気に入りが変わることだってありますからね!

 

アレンジをするための理屈を知っていると知っていないじゃ、楽しみの幅が変わってくると思います

 

 

講師をする上での、もう一歩先の目的、他にはこんなこと

 

 

安全に楽しんでもらえるように

一見優しいと思われがちな植物にだって

ネガティブ&ポジティブの両面性があるということをお伝えすること

 

そして、

 

自分自身を見つめ

必要な手段を適切に選ぶ目を養うお手伝いをすること

 

 

飽きっぽくて何事も続かない私が、飽きずに20年以上も続けているアロマ・ハーブ

巷には誤解や危険な使い方があまりにも溢れているから、目にするたびに本当に残念な気持ちになります

 

最近見かけたのはこんな投稿です。要約して書くと・・・

 

 

普段は精油の飲用は絶対にしないけど

トラブルがあったときのみ市販の精油カプセル剤を飲用する

 

効能はよくわからないんだけど

精油を見ると風邪のひき始めに良さそう

 

 

効能がわからないのに、精油を飲むの??

なんとなく良さそうだからという理由で、精油を飲むの??

 

じゃあ、普段はなぜ絶対に飲用しなかったの??

 

市販されているカプセル剤だったら

精油が入っていて効能がよくわからなくても飲んでいいものになるの?

 

頭の中がクエスチョンだらけです

 

 

どんな働きかけをするのかも危険性も熟知していて、それでもそのときの自分に必要と判断したんだ

だから、普段は精油を絶対飲まないんだけど敢えて飲んだんだよ

 

っていう風に言ってほしかったなぁ・・・

 

だって、講師業をされている?されていた?方の発言だったんだもの!

 

 

講師業をしているしていないに関わらず

なぜその方法を選んだのか、理解して納得して実践できるようになってほしい

 

私は日々そんな風に願っています

 

 

いいと思って活用している

楽しいと思って活用しているアロマやハーブで、辛い想いをする人がいたら悲しいですから

 

 

講師としての自分が変わったなと感じたのは、こうしてもう1歩踏み込んだ目的が明確になったからです

 

私は、講師としてオリジナルの講座も開講していますし、認定を受けて規定のカリキュラムで開講することもしています

 

誰かが作ってくれたカリキュラムであっても、私の講座はきっと、私らしさが溢れた講座になっていると思います

 

それは、

 

アロマ・ハーブの素晴らしさを伝える、楽しさを伝える、からもう1歩踏み込んで、そのために何を伝えたいのか?が芯としてあるからです

 

ふと、これがいわゆる差別化というものなのかなって思ったりしました

 

こんな風に使えるよー

こんな風にいいよー

 

というだけなら、ぶっちゃけどんな人から聞いても大差はないでしょうが、そこに講師の想いが乗っているから、この講師から聞きたいとなるのでしょうね

 

 

想いって、本当に大事

 

 

日常生活を振り返ってみれば、作り手の想いに賛同するから商品を買うということがよくあるんですよね

同じ商品を買うにしても、少々高くても応援したい方や想いに賛同する方から私は買います

 

想いが伝わってきて実際の購買に繋がるということは、その作り手さん・売り手さんたちは、もう一歩踏み込んだ目的が明確なんだろうな

 

 

ふとしたきっかけで浮かんだこの「もう一歩先の目的をもつ」というテーマ

 

文章としてまとめることで、私自身が頭の中を整理することができました

お付き合いくださり、ありがとうございます

 

これからも、講座を通して何をお伝えしたいのかを明確にして、アロマ・ハーブの楽しみをお届けしていきたいと思います